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今からもう20年前にもなるでしょうか、吉祥寺(東京)にあった(今もあるかなあ)、プラモやおもちゃに混じって、ガレキやミニカーを扱う、どちらかというとマニア向けのホビーショップがありまして、学生の頃からちょこちょこ通ってました。そのお店で、ある日見つけたのが、イマイの鉄人プラモに、まさにブリキ玩具さながらの派手な塗装をして飾ってある作例でした。
よくは覚えていませんが、80年代というと、デフォルメ系の作品よりも、どちらかというとリアル系を目指した(改造・塗装)作例を多く見かけた気がするのですが、アンティーク志向というか、リアルとはまったく逆に、プラモで敢えて往時の"ブリキ玩具"の鉄人を再現しようというアプローチに、「こういう楽しみ方があったか!」と舌を巻いたものです。
お世辞でなく、サイ坊主さんの作例は、ある種のセンスを感じさせますし、これで食べてる訳ではないでしょうから、ご自分が気に入った作品ならば、仮に周囲の方々の賛同・評価を得られずとも、気にされなくてよろしいんじゃないでしょうか。
そもそも鉄人と言えば、昭和31年に漫画化されて以来、幾度も映像化、ラジオ化、立体化され続け、今なお実物大まで作られるほどの超ロングセラー・キャラクターです。市販品のみならず、これまで数限りなく立体化された大人気キャラ、ある意味普遍的な題材とも言っていいでしょうから、当然、作家によっていろんな解釈、アプローチがあってしかるべきだと思います。批評する側から言ったらそれは、好き嫌いはあるでしょうが、作り手としてはそれぞれの楽しみ方を満喫すればいいと思うのですが…なんてでしゃばったことを申してしまいました。
写真は、版権ものではなく、「Super Robot」と銘打った、パチもんブリキです。…が、なかなかイカした塗装です。
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